ワーホリ資金、本当はいくら必要?私の家計簿、全部見せます

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「100万円あれば大丈夫」

ワーホリの準備をしていた頃、インターネットでそんな情報をよく見かけました。でも、実際のところはどうだったのか。今回は、私の3年間の家計簿を包み隠さずお見せします。

これからワーホリを考えているあなたに、リアルな数字を知ってもらいたいから。

出発前に必要だった資金の内訳

出発前、私が準備した資金は約100万円でした。その内訳はこうです。

ビザ申請費:約5万円
オーストラリアのワーホリビザ(Subclass 417)の申請費用。年々値上がりしているので、最新の情報を必ずチェックしてください。

航空券:約8万円
成田からシドニーまでの片道チケット。時期によって大きく変動しますが、私は比較的安い時期を狙いました。帰りのチケットは買わずに出発しました。

海外旅行保険:約18万円(1年分)
これは本当に悩みました。高い、でも何かあったときのことを考えると削れない。結局、クレジットカード付帯の保険ではカバーしきれない部分を考慮して、しっかりした保険に加入しました。

生活準備金:約70万円
現地での当面の生活費、住居の初期費用(デポジット、前払い家賃)、携帯電話の契約、交通費など。この「70万円」が、実は一番大切な部分でした。

合計で約100万円。これを通帳に貯めるのに、私は約1年半かかりました。

最初の3ヶ月で消えた貯金

到着してすぐに現実を知りました。

シドニーの物価は、想像以上に高かったのです。

最初の1ヶ月の支出:約25万円

  • シェアハウスの家賃(週150ドル×4週):約10万円
  • 食費(自炊中心):約3万円
  • 携帯電話契約・SIMカード:約5千円
  • 交通費(Opalカード):約1万5千円
  • 日用品・生活用品の購入:約2万円
  • 語学学校(週3日、4週間):約8万円

まだ仕事が見つかっていない状態で、貯金はどんどん減っていきました。語学学校に通ったのは、英語力アップもありましたが、何より「友達を作りたい」「情報が欲しい」という気持ちが強かったからです。

最初の3ヶ月で、約60万円を使いました。

「このペースだと、あと2ヶ月で資金が尽きる」

焦りと不安で、毎晩眠れない日々が続きました。

ファーム時代の収支

資金の不安から逃れるために、私はファームへ向かいました。セカンドビザの取得という目的もありましたが、何より「支出を抑えながら働ける」という理由が大きかったです。

ファーム時代の月収:約15〜20万円
時給ではなく歩合制だったため、収入は日によって大きく変動しました。天候が悪い日は仕事がなく、収入もゼロ。良い日は1日1万円以上稼げることもありました。

ファーム時代の月支出:約8万円

  • シェアハウス家賃(田舎なので安い):週100ドル×4週=約6万円
  • 食費(自炊):約1万5千円
  • 通信費・その他:約5千円

この時期、初めて「貯金ができる」という実感を持ちました。3ヶ月のファーム生活で、約30万円を貯めることができました。でも正直、毎日「早く都市に戻りたい」と思っていました。

都市部での生活費、正直な話

ファームを終えて、メルボルンに移動しました。ここでの生活は、ファーム時代とは全く違いました。

メルボルンでの月収:約25〜30万円
レストランやカフェでの仕事。チップ文化があるので、時給以外にもチップ収入がありました。週5日、1日6〜8時間働いていました。

メルボルンでの月支出:約15〜18万円

  • シェアハウス家賃:週180ドル×4週=約11万円
  • 食費(外食も増えた):約3万円
  • 交通費:約1万円
  • 娯楽・交際費:約2万円
  • 通信費・その他:約1万円

都市部に戻ると、やはり支出が増えました。友達との食事、週末のお出かけ、たまに行く旅行。「稼いでるから大丈夫」と思って使っていましたが、気づけば貯金はあまり増えていませんでした。

予想外の出費たち

3年間で、予想していなかった出費もたくさんありました。

歯医者:約8万円
海外旅行保険でカバーされない歯科治療。オーストラリアの歯科治療費は驚くほど高額です。事前に日本で治療しておけばよかったと、本当に後悔しました。

ビザ延長費用(2回目、3回目):各約5万円
セカンド、サードビザの申請費用。これも年々値上がりしています。

引っ越し費用:計約10万円
3年間で5回引っ越しました。毎回のデポジット、清掃費用、移動費用が積み重なりました。

緊急帰国用の航空券代:約15万円
家族の事情で急遽日本に一時帰国する必要が出たとき。片道の急な予約は、想像以上に高額でした。

車の購入と維持費:約40万円
2年目に中古車を購入。保険、ガソリン代、修理費用などを含めると、かなりの出費でした。でも、これがあったおかげで行動範囲が広がり、より時給の良い仕事を見つけられたのも事実です。

「もっとこうしておけば」という後悔

3年間を振り返って、お金に関して後悔していることがあります。

1. 出発前にもっと貯めておけばよかった

100万円では、正直ギリギリでした。理想は150〜200万円。これだけあれば、最初の数ヶ月を焦らずに過ごせたし、もっと良い環境で英語を学ぶこともできたはずです。

2. 日本にいるうちに資産運用を始めておけばよかった

ワーホリ中も、日本の銀行口座は持ち続けていました。でも、ただ預金しているだけでした。もし出発前に少額でも投資を始めていたら、3年間でいくらかでも増やせていたかもしれません。

積立NISAや、少額から始められる資産運用。当時の私には「難しそう」「お金持ちがやること」という先入観がありました。でも今になって思うのは、「少額からでも早く始めるべきだった」ということです。

3. 場所を選ばない収入源を作っておけばよかった

これが一番の後悔です。

オーストラリアでの仕事は、基本的に「時間」を売る労働でした。働かなければ収入はゼロ。旅行に行けば、その間の収入はなくなります。

もし、WEBライティングやブログ運営、オンラインでできるスキルが少しでもあれば。場所を選ばずに収入を得られる手段があれば。

ワーホリの過ごし方は、全く違ったものになっていたと思います。

4. お金の知識をもっとつけておけばよかった

給与の管理、税金の仕組み、帰国後の税金還付。知らないことが多すぎて、損をしたことも多かったです。

オーストラリアでは、ワーホリでも確定申告をすれば税金が戻ってくることがあります。でも、その仕組みを知ったのは2年目になってから。1年目の税金は、取り戻せませんでした。

お金の基礎知識は、日本にいるうちに学んでおくべきでした。

これからワーホリに行くあなたへ

もしあなたがこれからワーホリを考えているなら、私からのアドバイスは3つです。

1. 資金は多ければ多いほど良い

「100万円で大丈夫」という情報を信じすぎないでください。150〜200万円あれば、心に余裕が生まれます。その余裕が、より良い選択を生み出します。

2. 日本にいるうちに「お金の勉強」を始めてください

資産運用、税金、保険。難しそうに感じるかもしれませんが、基礎だけでも知っておくと、海外でも日本でも役立ちます。

将来的に長期で海外に滞在するなら、日本で資産を少しずつ増やしていく仕組みを作っておくことも大切です。

3. 場所を選ばない収入源を考えてみてください

これからの時代、「どこにいても稼げるスキル」は大きな武器になります。ワーホリに行く前、行った後、どちらでも役立つはずです。

私は今、日本に帰国してWEBライターとして活動を始めました。「もっと早く始めていれば」と思うこともありますが、今からでも遅くないと信じています。

あなたのワーホリが、お金の不安で台無しになりませんように。しっかり準備して、最高の経験にしてください。


次回予告:「英語ゼロから仕事で使えるレベルへ – ワーホリで私が実践した英語学習法」

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